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一般社団法人埼玉建築設計監理協会とは

一般社団法人埼玉建築設計監理協会とは

昭和41年発足。県内唯一の専業設計事務所の団体として、建築設計・監理業務の進歩と発展を図り、広く建築文化の向上に貢献することを目的に、昭和45年「社団法人 埼玉建築設計監理協会」として許可される。年と共に会員数増加し組織も拡充され対外的基盤も確立され、2010年 法人化40周年を迎えました。

また、平成26年4月1日より、一般社団法人に移行いたしました

法人化40周年記念式典

日本建築防災協会理事長賞を受賞して

田中 芳樹
一般社団法人 埼玉建築設計監理協会 会長

この度、一般社団法人埼玉建築設計監理協会が、貢献者表彰における一般財団法人日本建築防災協会理事長賞をいただき、協会会員一同大変な栄誉と感じております。ご推薦頂きました埼玉県都市整備部建築安全課、表彰審査いただきました委員の先生方、またご指導を賜りました各先生方に厚く御礼申し上げます。

当協会は、2020年には法人化50周年を迎えます。振り返ってみると、最も重点的に取り組んできた活動の一つが、建築物の耐震化の推進ならびに、耐震診断、耐震改修技術の向上に貢献したことです。

平成7年に発生した阪神淡路大地震を機に、当協会では、耐震専門部会を発足し、様々な講習会等を開催しました。また同時期に学識経験者で構成する「既存建物耐震性能判定委員会」(委員長 廣澤雅也工学院大学名誉教授)を発足させ、第三者機関として耐震診断・耐震改修に係る判定を開始しました。

平成9年には、日本建築防災協会による耐震診断関連基準・指針を県有施設の耐震改修に適用する際の技術上の運用基準を示した「埼玉県県有施設のための耐震診断・耐震補強マニュアル」を学識経験者のご協力のもと作成し、県内の耐震診断・耐震改修の普及に努め、それ以後も耐震診断関連基準・指針の改定の都度、同マニュアルの改訂・講習会の開催を行ってまいりました。

平成10年9月には、福岡で開催された一般社団法人日本建築学会九州大会で「県下における学校校舎の耐震性能」に関して、会員13名がご指導の先生方と共に研究発表を行いました。 平成11年には、「浦和市立某小学校実大耐震実験研究会」を発足させ、解体予定のRC造3階建て校舎(長さ45.0m、幅9.5m、高さ11.1m)を利用した大規模実大実験を行い、公開見学会を開催し、延べ450人の方が訪れ、建築士の技術力の向上に一翼を担うことができました。

平成16年度には一般財団法人日本建築防災協会が作成された「実務者のための既存鉄骨造体育館等の耐震改修の手引きと事例」の編集委員として当協会から3名を参加させていただき大きな成果と実績を上げることができました。

これらの取り組みの結果、当協会における耐震診断、耐震改修に係る判定実績は、平成30年末には、6,000棟にのぼりました。

また、平成20年度には一般社団法人埼玉建築士事務所協会と合同で「木造建築物耐震性能判定委員会(委員長 坂本功東大名誉教授)」を発足し木造建築物の耐震診断・改修に係る判定も開始いたしました。

これまでに、埼玉県内の建築士を対象に各種講習や、現場見学会を毎年行い、延べ3,300名程が参加、そして一般県民を対象とした「耐震相談会」の毎週開催や地震被災建築物応急危険度判定への協力など、地域に密着した活動をしてまいりました。

当協会が建築技術を通じて社会貢献ができるのも、一般財団法人日本建築防災協会の関係各位、大学教授、研究者、関係行政機関の方々のご指導をいただいているからこそであります。

今後も、協会の独自性を保ちつつ、建築の安心・安全の推進に取り組んで参ります。皆様のご指導ご鞭撻を引き続きよろしくお願い申し上げます。

シンボルマーク

「SAITAMA」と「ARCHITECTURE」のイニシャルであるSとAを基本とし、埼玉建築設計監理協会は埼玉と共に、どこまでもコミニュケーションを基盤として成長することを表すシンボルマークである。



埼玉建築設計監理協会へのアクセス

(一社)埼玉建築設計監理協会 事務局 さいたま市南区鹿手袋4-1-7(埼玉建産連会館内)
TEL:048-861-2304 FAX:048-863-2495


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